こんにちは。
今日は、意外と知らない犬の食性について少しだけ。
最近になって、初めて犬と暮らす方が多くいらっしゃいますね。
そうなると、既にインターネットや本など、犬の食に関する情報が
あふれていますので、受け取り方によっては、食に関して極端な
考え方をされてしまう方が多いように感じます。
「ウチの子は、何時に何グラムのフードを与えなければ、
とんでも無いことになってしまう・・・」くらいの勢い。
日本では、今多くの方が与えているドライフードが最初に
出来たのは、およそ50年前です。
一方で、犬は少なくとも1.5万年前には家畜化されていました。
ドライフードのみを与えることが、食のバランスを崩さない唯一の手段
かの様な話を聞くことがありますが、そもそもバランスとは何でしょう?
それはテーマが変わりますので、また次の機会にしますね。
では、ドライフードが出来るたかだか50年以前は、
犬はみんなバランスを崩し、ガタガタの状態で生き延びて
いたのでしょうか。
食事を考えていく上で、本来どんな食性を持つ生き物なのかを
知る必要があります。
知識がないまま、巷の情報に躍らされても不安になるだけです。
と言うことで、本来の犬に食性についてです。
雑食動物/群捕食動物/間欠捕食動物/腐肉食動物
これが犬の食性です。
雑食なので割と何でも食べ、群れで大物の獲物を襲って食べ、
常に獲物が取れる訳では無いので、食事の間は空きがちで
一度に大量に食べ、獲物が余った場合は隠して後で食べる
こともあるので、腐った肉でも食べるということです。
因みに、猫は犬より肉食ですし、新鮮な物を少しずつ食べる食性です。
本来の食性を知ると、少し考え方が柔らかくなりませんか?
これは決して、犬にはたまに腐った肉を与えればOKです、
と言っている訳ではありません(笑)
また、疾患やアレルギーの為、食事が制限されている子も
いますので、それは獣医さんの指示に従って頂ければ
良いと思いますし、健康な子も今の与え方で問題なければ
そのまま続ければ良いと思います。
通常の多少のズレは、大きな問題ではないと言うことです。
あっ、来週12日(月・祝)は、しつけ教室はお休みとさせて頂きます。
では、昨日のDoggyStepの様子をどうぞ!
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「フセ、マテ」
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