コマンドトレーニング
公開日:2016年1月30日 16:36 / 更新日:2016年1月30日 18:52
こんにちは。
今日はコマンドトレーニングについてお話をさせて頂きます。 教室では、どの子にもコマンドトレーニングを行います。 「オスワリ、フセ、マテ、オイデ、ツイテ」 これは、犬をコントロールするための一つの手段として教えています。 その他にもトリックいわゆる芸も教えています。 芸は、出来なくても特に困る事では無く、 頭の体操や人とのコミュニケーションの為に教えていますが コントロールする為のコマンドはこれとは違います。 最終的には、犬の安全を守る為のものです。 例えば、お家で走り回って言うことを聞かない等のご相談で 初めてお話をお聞きする飼い主様に コマンドは何か出来ますか?とお聞きすると 「オスワリもマテも出来ます!」 「では、その時にそのコマンドは使わないのですか?」 「・・・」 ってよくあります。 ご飯やおやつの前でしか「オスワリ、マテ」を させていなければ、その時しかできません。 最終的に犬の安全を守る為に、いつでも、どこでも 従えるようにトレーニングしていかなければ、 それは単に芸になってしまいます。。。 「ウチの子、食べ物が無いとオスワリしないんです」 これは、するかしないかを犬に判断させていることになります。 それでは、いざという時に従わせるのは無理ですね。 コマンドは、犬をコントロールする為に必要なことですから コントロールしたい時は、大抵犬は興奮しています。 食べ物だけに集中している時とは、犬の心理状態は 大きく違います。 場所を変え、状況を変え、誘惑を作り、その中で 従う様にトレーニングしていきましょう! もちろん、パピーやこれまで何もトレーニングしていない子に いきなりはハードルが高いので、少しずつレベルを上げるように していきます。 犬がするかしないかでは無く、自分がさせられるかさせられないか、 問題は犬では無く、自分では?と考えてみると トレーニングの方法も変わってくるのではないでしょうか。 そして、犬は誰が指示を出しているかでも反応が違います。 普段から犬の主張(要求)を何でも聞いているのに、 人が困った時だけ「オスワリ、マテ」では、犬の方からすれば、 「はぁ~?」となるのも無理はありません。 その為に普段からYesとNoを教えるトレーニングをし 犬では無く、人が主張をしてください。 興奮することによって、犬は問題行動を起こしますし、 危険にもさらされます。 興奮が高まる前に、コマンドでコントロール出来るように トレーニングすることがコマンドを教える(させる)目的になります。 長くなりましたが、どんなトレーニングをするにしても 目的が曖昧であれば、長続きはしないものです。 では、早速ですが、今日のDoggyStepの様子をどうぞ! 今日のお客様は、ウィンくん、コルビーちゃん、こてつくん、チィちゃん、ゆめちゃん、あおちゃんです。 コルちゃん、立つっ! 今日は、最後にウィンくんの「こんにちは!」です。 ウィンくんは人が大好きです。 知らない人でも声を掛けられると、嬉しくて結果興奮します。 そうなると、飛びついたりすることもありますので、 人が寄ってきた時に、飛びつかず頭を低くするように トレーニングをしているのですが、その内、偶然? 一緒に「こんにちは!」をしているようなポーズをするようになりました。 すごく可愛いので、どうぞ♪ DoggyStepでは随時、無料カウンセリングを受け付けております。 お気軽にお問い合せください。 |